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シアターを出る

結局、映画は何も見なかった。
意識は握られている手と、この後どうなるんだろうと言う、へんな期待感ともうここまでで帰ろうという理性との綱引きで疲れてしまった。
「僕の部屋に寄っていかない?」
映画館を出たときに彼が言った。
「軽い食事ならすぐ出来るし、なんかこのまま分かれたくなくて。ここから近いから。」
半ば強引に手を引かれた。
返事もしてないうちに引っ張られるようにエスカレーターに乗ってしまった。
本当は興味があった。
彼にではなくて、彼とこの後どうなるかだったけれど。
でも、私が明確な拒否の返事をしない限り彼は私を引っ張って行くだろうと思った。
タクシーの乗ってすぐ彼は右手を私のひざに置いた。
映画の話をしだしたけれど、私はひざに置かれた彼の手に意識が集中していた。
またあそこが潤み始めた。
狭いタクシーの中で湧き立つような体の匂いがする気がして気づかれないか不安だった。
彼の部屋は親が借りてくれたと言うマンションだった。
エレベーターを4階で降りて突き当りの部屋。
ドアを開けると洒落た玄関が目の前にあった。
「素敵ねえ。」
思わず声に出た。
リビングはクリーム色の壁に風景の絵が飾ってあり、薄型のテレビとコンポ、ギターが転がっている真ん中に黒い柔らかな布張りのソファーがあった。
「今、コーヒー入れるから座っていて。」
言われて私はソファに腰掛けた。
「良かったらテレビを見てて。」
そういわれて私はテレビのスイッチを入れた。
テレビにはいきなり裸の男女がアップで出てきた。
右上の表示で有線放送のエッチ映画だとわかる。
テレビの中の女性は縄で体を縛られて胸が突き出すようになっていた。
チャンネルをあわてて変えようとしたけれど、その画面から目が離せなくなった。
画面の中の女性は体の前面に菱形の模様を描くように縛られてその下端は股間の女性自身を縦に割るようにして背面に繋がっていた。
両腕は背後に縛られており身動きは出来ない状態でありながら、明らかに女性は興奮していた。
私は画面に見入りながら、激しく興奮しているのがわかった。
はっと気がつくと彼が私の背後にいた。
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